天然泣き虫彼女



「けーいーすーけー?てめぇ俺差し置いて彼女つくるとはいい度胸じゃねぇか。あぁ!?」




てっちゃんキレてる……



怖かないね。


奈々は俺の言葉で真っ赤になりながら頭にハテナを浮かべて考え込んでる。




そのままの意味と言いたかったけど今の奈々は余計頭がこんがらりそうだ。



「てっちゃん。早く進めなよ」



俺はニヤリと笑っててっちゃんに言った。



てっちゃんは教師だからちゃんとしなきゃなんない。


それが俺ら学生とは違うところ。



「チッ。えーまぁ話の続きだが1ヶ月後文化祭だから」



切り替え早ぇな。



「先生ぇ。なんでこの時期に文化祭?」



ごもっともだ。


「理事長いわくクラスの親睦を深めるためらしいが……まぁ適当に頑張れ」



それでいいのか。


てっちゃん………




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