お隣注意報


どうしよう。

これ夢なのかな?

待って。

どんどんと酔いが覚めてきてしまう。

「うそだ…」

「うそ?」

「はい。うそですよね?」

「…あはは、うそかー。」

あれ、そこ笑うとこ?

まさか私遊ばれてたの?

「…っ!?」

頭に軽い衝撃が走る。

これこそうそだと思いたい。

「どの口がそんなこと言うのかなー?」

「な…な…」

押し倒された…?

これ、ヤバくない?

だんだん長原さんの楽しそうな顔が近付いてくる。

「ちょ、長原さんってば!目ぇ冷まして下さいよ!」

「…好きだよ。」




─────ドキン




もう、何回目の告白だろう。

だんだん自分の心が長原さんでいっぱいになっていくのが分かった。




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