約束~Our Destiny Foever~
1階のリビングに降りて学校に休みの電話をいれ、理子のお粥と自分の朝食を作って先にお粥を理子に持っていった。
『理子ーお粥作ったんだけど食べれそう?』
『うん。』
そういうと少し起きあがってお粥を口に運んだ。
『椎、ありがとね。私小さい頃からパパもママも海外にいってたから熱を出しても知らないメイドさんが私の看病をしてて…なんとなく寂しかった。だけど、椎と一緒に暮らしてから毎日楽しくて、今日も…』
あんまり理子がいつも言わないような事を言うから恥ずかしくなった。
『それはお互いさまだよ!それにしても理子がそんなこというなんて熱が上がったんじゃ?』
そういって笑うと理子はほっぺたを膨らませた後笑った。
『あ!そうだお薬持ってくる。』
薬箱をみてみると風邪薬が残り一袋しかなかった。
『理子、私風邪薬きれそうだから買ってくる。ついでに夕飯の買い物もしてくるね』
『うん。』
『ここに薬おいておくからちゃんと飲むんだよ?』
『はーい。』