恋する家庭教師
だから意地悪をしてみる。
書き上がったプリント。
「出来た」
わざと冷たい言い方をする。…するってか、しちゃうんだよな。わざとじゃなくて、何だか先生の前にすると言い方が冷たい感じになる。
「ぇ? あ、はい。じゃ、答え合わせします…」
驚いていたのか、肩が跳ね上がる。
赤いハートが目に留まる赤のボールペンを持って、書き上がったプリントの答え合わせをしようとする先生の耳横の髪を掴み…おまけに、指に絡ませるように…クィと、引っ張る。
「なぁ、うっとおしいんだけど…。これ、邪魔」
「ぃたぁ…」
…やべぇ、強く引っ張りすぎた…!
けど、柔らかい髪に思わずノドを鳴らしてしまう。
書き上がったプリント。
「出来た」
わざと冷たい言い方をする。…するってか、しちゃうんだよな。わざとじゃなくて、何だか先生の前にすると言い方が冷たい感じになる。
「ぇ? あ、はい。じゃ、答え合わせします…」
驚いていたのか、肩が跳ね上がる。
赤いハートが目に留まる赤のボールペンを持って、書き上がったプリントの答え合わせをしようとする先生の耳横の髪を掴み…おまけに、指に絡ませるように…クィと、引っ張る。
「なぁ、うっとおしいんだけど…。これ、邪魔」
「ぃたぁ…」
…やべぇ、強く引っ張りすぎた…!
けど、柔らかい髪に思わずノドを鳴らしてしまう。