笑う門にはオレ様がきた!!
NAGOMUside
オレは冴子にいわれるまま、
すでにクローズしている会場に
足を踏み入れた。
板張りのフロアに
オレの足音だけが響く。
オレの足音以外何も聞こえない。
一つ一つの作品に
ゆっくりと目をやる。
それらに込められた思いを
丁寧に感じ取っていく。
まるでこの三年半を
埋めていくかのように…
やがてメインの作品にたどり着く。
その作品の前に佇む後ろ姿に
思わず口角が上がる。
髪、切りやがったな。
オレに気づいている癖に
一向に振り向かない後ろ姿を
そのまま抱きしめ
オレの腕の中に
三年半の思いと一緒に閉じ込めた。
すでにクローズしている会場に
足を踏み入れた。
板張りのフロアに
オレの足音だけが響く。
オレの足音以外何も聞こえない。
一つ一つの作品に
ゆっくりと目をやる。
それらに込められた思いを
丁寧に感じ取っていく。
まるでこの三年半を
埋めていくかのように…
やがてメインの作品にたどり着く。
その作品の前に佇む後ろ姿に
思わず口角が上がる。
髪、切りやがったな。
オレに気づいている癖に
一向に振り向かない後ろ姿を
そのまま抱きしめ
オレの腕の中に
三年半の思いと一緒に閉じ込めた。