お姫様の婚約者
「・・・・うぜーな」
龍斗はそぉつぶやいてあたしの手を引っ張った
「ちょっ龍斗、どこ行くの?」
「さっさと白百合部屋行くぞ」
「はいはい」
あたしたちは手をつないで、白百合部屋を目指した
白百合部屋ってのは、白百合組が認めた人しか入れない秘密の部屋
パスワード式の部屋だから、誰も入ってこなくて楽
まぁ6人の休息の間って感じ
教師もパスワードを知らないから、ほんとに6人以外は入れなくなってる