Line
 とりとめのない会話の後、私は電話機のスイッチを切った。
 電話の向こうの幼くたどたどしい私の言葉は、何故か私の凍てついた心を温かくした。 もう1日だけ、生きても良いかな。
 私はそう思った。
 何しろ幼い頃の私と約束をしたのだから…。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ふるさとの抵抗~紅い菊の伝説4~
泉和行/著

総文字数/92,071

ホラー・オカルト66ページ

表紙を見る
戯れ言~つれづれなるままに~
泉和行/著

総文字数/632

詩・短歌・俳句・川柳4ページ

表紙を見る
哀しき血脈~紅い菊の伝説3~
泉和行/著

総文字数/54,723

ホラー・オカルト44ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop