好きなのに…



  アタシが、委員会が遅れたから
急いで帰ろうと教室にもどると。


そこには、愛おしい彼が外を眺め




 アタシが居るのに気づくと、

 いつもの、優しい笑顔で

  やっほ。っていった。


 今、アタシの気持ちを言えたら
 どんなに良いか、…臆病な自分に
腹が立った。




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