もしも君が。
剛太はあたしの大切な人




「雪降りそうだし早く帰ろ?」
「そだね、あ~っ…教室から出たくない!」

冬ってマフラーないとね

「ははっ、くるは冬苦手だもんな」



今は1月、はい苦手な冬きたー。



あたし冷え性だし
乾燥肌だし冬はほんと無理!!




「俺のマフラー貸したる!!二重マフラーにしよっ!わはははっ」


剛太はそう言ってブラックのノルディック柄のマフラーをあたしのグレーチェックのマフラーの上から巻きつけた



「もぉ何これ!」

「あははっ くるは寒がりだからこれでいいだろ?」

「剛太だって寒がりのくせに~」


「くるが鼻水でてるとこ見るのいやだもーん」


笑顔でそう言う剛太はイケメンだけどさ言ってる事は女の子に言うことじゃないでしょ


「あっ!剛太鼻水でてるよっ!」
「っえ!」

「うっそー 」

「えっ!あぁもう最悪~ 胡桃のアホたん」


「はっはっは~」



その後もふたりでふざけながら15分の帰り道を歩いて帰った
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