闇桜-secret love-
「あ、皆は暴走族なんですよね?」
「あぁ。1人を除いて。」
「その1人とは?」
「あいつだよ。」
と、教室の一番奥の席を指した。
そこには長めの茶髪で、
静かそうな生徒が1人いた。
「あの方は?」
「勅使河原 春斗。さっきちょっと話したんだけど、超天才。だけどやっぱあぶねえ存在だからSS組にいるんだと。」
「危ない存在?彼が?そんな風に見えませんけど。」
「俺らも、ただの天才だと思ったんだけど、どうやらあいつも殺し屋、らしい。」