闇桜-secret love-

「俺は、勅使河原 春斗だ。晴陽なんて知らねぇ。」

「じゃあ、脱いでよ。」

「無理。」

「どうして?」

「どうしても、だ。」

「蝶の刺青が入ってるから、でしょ?」


動揺を隠しきれず、揺らぐ瞳は

それが真実だということを伝えてくる。

「晴陽、あんたも私と同じ道歩んじゃったか。」

「京華、を探してた。」

私を?
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