闇桜-secret love-

「急に、京華がいなくなって。もしかしたら本部にいるかもって行ってみたんだ。」

"お客さん、来てたけど追い返しちまった。"

あのときの龍斗の言葉。

あれは、晴陽だったんだ。

「何度いっても教えてくんなくて、俺が殺し屋になれば会えんじゃねぇか、ってバカな考えでなったんだよ。」

「バカ、ほんとバカだよ。晴陽は。」

「けど、こうして京華に会えた。」

「…遠回りしすぎだよ。久しぶり、晴陽。」

「久しぶり、京華!」
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