どうぶつ童話集。
 
女のコは毎日必ず自分の手でかなりあにご飯をくれました。


女のコの手は傷だらけで、それを見るたび、かなりあは心の中で「ごめんなさい」と鳴くのでした。


だって

かなりあは人間が大好きだったから。



いっぱい傷ついたけれど

やっぱり人間が大好きだったから…。



 
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