セイクリッド
「お前脅かすなよな」
「ごめん」
けど、本当…ちょっと怖くない?
あははっと笑いながら、今度は私が大介の腕に掴まった。
いつもなら、からかわれる所だけど、大介は何も言わない。
不気味な古い鳥居を見上げ、「行ってみようか」っと呟く。
鳥居の周りには、木々が生い茂ってなくて、隙間から見える星を…綺麗だと思った。
‘吸い込まれそうだ’
そんなことを考えながら、ぼーっと歩みを進めていた私は、
「ごめん」
けど、本当…ちょっと怖くない?
あははっと笑いながら、今度は私が大介の腕に掴まった。
いつもなら、からかわれる所だけど、大介は何も言わない。
不気味な古い鳥居を見上げ、「行ってみようか」っと呟く。
鳥居の周りには、木々が生い茂ってなくて、隙間から見える星を…綺麗だと思った。
‘吸い込まれそうだ’
そんなことを考えながら、ぼーっと歩みを進めていた私は、