悪魔と契約


「………ダメ…か…?」

凄く消えそうな声


健太は話してくれた


私の想いも伝えないと。

「健太…私ね……他の女の子と一緒にいるところ見てすごく悲しかった。
凄く淋しかった。
水野さん…と一緒にいるの凄く嫌だった」

健太はずっと俯いたまま


「でもね……





私の気持ちは変わらない。

今も…」

「え…?」
驚いた顔の健太





涙を拭い


精一杯の笑顔で


「私は健太が好き!


次、浮気したら別れるからね!」

と言った


< 37 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop