悪魔と契約
「………ダメ…か…?」
凄く消えそうな声
健太は話してくれた
私の想いも伝えないと。
「健太…私ね……他の女の子と一緒にいるところ見てすごく悲しかった。
凄く淋しかった。
水野さん…と一緒にいるの凄く嫌だった」
健太はずっと俯いたまま
「でもね……
私の気持ちは変わらない。
今も…」
「え…?」
驚いた顔の健太
涙を拭い
精一杯の笑顔で
「私は健太が好き!
次、浮気したら別れるからね!」
と言った