天神学園高等部の奇怪な面々30
「まぁ…」

鴉天狗の象徴たる黒い翼で、フワリと屋上から滑空する。

「他ならねぇ小猿の頼みだしな」

そのまま高速で。

鷹雅は龍太郎のいる中庭のベンチへと急降下する!

「ちょっと気合注入してやっかよ!」

まるで獲物目掛けて襲い掛かる猛禽類のように。

黒い影は舞い降りた!

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