天神学園高等部の奇怪な面々30
「えーと…あの時一緒に海水浴に行ってたのは…」

指折り数える優。

「シャランラ先生に、音楽の先生のパートナーのカラスさんに、猫娘先輩に、奥方先生に、色白先輩に…」

最後の指を折る。

「アリスカ先輩」

「ん?何?」

「ひゃわぁあぁあぁっ!」

突然声をかけられ、優絶叫。

振り向くと。

「どうしたの、大きな声出して」

アリスカ・テフレチェンコが背後に立っていた。

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