天神学園高等部の奇怪な面々30
「あっ…」

今気付いたように、頬を赤らめる筱萠。

(わしとした事が…王子はわしの事を案じて言ってくれたというのに、わしは自分の事ばかりでそんな事には全く…)

また失敗してしまった。

これでは愛しの王子に呆れられて当然。

すっかり俯き加減になってしまう筱萠。

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