天神学園高等部の奇怪な面々30
そんな彼女に。
「仕方ないですね、筱萠さんは」
柔らかく微笑みかける副会長。
「僕が付いていないと、危なっかしくて心配で仕方がないです」
「えっ」
筱萠は弾かれたように顔を上げる。
「お、王子は…わしを心配してくれるのか?」
「えっ、いやっ、そのっ」
今度は副会長が赤くなる番だった。
「仕方ないですね、筱萠さんは」
柔らかく微笑みかける副会長。
「僕が付いていないと、危なっかしくて心配で仕方がないです」
「えっ」
筱萠は弾かれたように顔を上げる。
「お、王子は…わしを心配してくれるのか?」
「えっ、いやっ、そのっ」
今度は副会長が赤くなる番だった。