大事な足…
階段を早く上がりたがるまーを見てリスに見えた。思わず笑った


まー:『早く早く笑ってる場合じゃないよ!!』


アタシを置いてさっさと上がっていった




………………………………あッ…のぶ!!!
響くよな声を出すまー

勢いよく下りてきたまーが息を荒くしてキラキラした目で


まー:『一緒のクラスだよぉ~♪』

アタシ:『良かったぁ~』


ホッとした

もし…
誰もクラスに知り合い居なかったらどうしよう……



前日考えて寝れなかった


そして

緊張しながら

席を確認する

まーとアタシの席は少し遠かった所にあった


嬉しい半面、複雑な気持ち…



がっかりして
教室に入り、席に座ると隣りには!


なんと同じ学校の『さな』が座っていた



何となく気まずい…

何故なら、前にアタシが悪いのに…一方的に悪いのを押し付けた…よくあるケンカ…
だけど…仲直りしてなくて何て言おうか考える…あれから四年…
まだ怒ってるかな




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