letter〜天国のキミへ〜 (「悲しみの桜」続編)
そして奈緒姉は、
「そうだ!私の彼氏ここ

の近くで、BARの店長や

ってるから、そっちに行

かない?彼も心成に会っ

てみたいっていっていた

し!」と言ってきた。

俺は挨拶も兼ねて、その

BARに行くことにした。


そのBARに向かう途中、

奈緒姉は

「周りから見れば、私達

ってカップルにみえてる

のかなぁ?」と俺の目を

ジッと見つめて聞いてき

た。

奈緒姉の目からは大人の

女の色気を感じ、一瞬だ

け俺は照れてしまった。

目をそらして、

「うるせぇよ!」と言って

少し足早に歩きだした。
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