letter〜天国のキミへ〜 (「悲しみの桜」続編)
自殺しようか悩んだ時、

いつも俺は桜の咲く、美

結との思い出の公園に足

を運んでいた。ある日、

俺はその公園に足を運ん

でいた。公園の桜は、も

う半分以上は散っていた




バシッ!!誰かが俺の背

中を叩いてきた。何だ奈

緒姉かっ。奈緒姉は俺の

横に座り、「美結のそば

に行きたい?」と聞いて

きた。俺は「そうかもな

っ」と答えた。すると奈

緒姉は、「あなた何の為

に親から貰った大切な体

に桜の入れ墨彫ったの?

美結の死を受け入れて、

ちゃんと自分が歩み出す

ようにって思いで彫った

んじゃなかったの?美結

が、まえにリストカット

してた時、美結に生きる

喜び教えたのは心成でし

ょ?そんな人が自殺して

美結が喜ぶと思う?もっ

としっかりしなよっ!」

と、奈緒姉は少し声を強

くして言ってきた。
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