letter〜天国のキミへ〜 (「悲しみの桜」続編)
その握り締めた俺の手を

奈緒姉は、両手で優しく

強く握り締めた。そして

「生きなきゃ・・・少し

ずつでいいから、生きな

きゃ・・・」と、優しく

微笑んだ。その時の奈緒

姉の手は、暖かくて何か

すごいエネルギーが溢れ

ていた・・・。
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