letter〜天国のキミへ〜 (「悲しみの桜」続編)
奈緒姉の涙
明後日でちょうど美結
の一回忌という夜、いつ
もと同じ様に公園にいた
。
ベンチの前の何も咲いて
ない桜の木は、どっしり
と構え、枝々は枝の先端
までしっかりと力強く夜
空に向かって伸びていた
。
桜も咲いてないから、普
段は目立たない木だけど
、俺にはとても輝いてみ
えた・・・。
の一回忌という夜、いつ
もと同じ様に公園にいた
。
ベンチの前の何も咲いて
ない桜の木は、どっしり
と構え、枝々は枝の先端
までしっかりと力強く夜
空に向かって伸びていた
。
桜も咲いてないから、普
段は目立たない木だけど
、俺にはとても輝いてみ
えた・・・。