届くなら。
序章


僕の心には、いつも雨が降るんだ


ザーザーと、それは止むことを知らずに

勢いは増すばかりで

枯れることを知らない涙



あの日から、自分は弱くなった

いや、元から弱かったんだ

だから、受け入れられず立ち止まったままでいる


……雨も、止まない




< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop