シャイな狼とドジな子羊



「そうか、気になるのか。青春だな」


森川先生は、はっはっはっと笑っていた。


「もう、からかわないでくださいよっ」



あたしは、頬を膨らませた。





すると、先生は「おぉ!」と目を見開けた。


「そうだ、大神の情報をやろう」


そう言って、狼くんの情報を話しはじめた。



ここにも情報屋…。




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