シャイな狼とドジな子羊



森川先生は、狼くんのことを話すと

職員室へと戻って行った。



よし、狼くんにおにぎりのこと聞いてみよう!


そう思って、狼くんのいる自動販売機のところへ

駆け寄ろうとしたときだった。



「ふぇっ?!」



あたしは、目の前にあった小石につまずいた。

そして、こけてしまった。




ひいぃ…こけちゃった……



すると、目の前に狼くんがいることを

思い出し、とっさに顔を上げる。




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