シャイな狼とドジな子羊



正直に伝えるべきだろうか…

いや、やっぱカッコよく決めるべきだろうか…


でも、カッコいいというのは

俺には合わない。



そんなごちゃごちゃ考えていると、

小鳥遊が口を開いた。



「あの… 昨日も今日も、ありがとう」


えへっと微笑んでいる小鳥遊に

何故か俺は、脈が早くなる。



< 36 / 52 >

この作品をシェア

pagetop