好きです。

隣の彼女



こんちゃ。


俺裕希。


今日、



一番隣になりたくない奴と隣になった。



そいつは、



原田 莉夏。

“りな”っていう名前がぴったりな可愛い顔をしてる。

男が喜ぶ容姿を全部取り揃えてる感じ。



よく男子も原田の話で盛り上がってる。



原田は友達もたくさんいて明るい性格から

いっつもクラスの中心にいる。


でも………。



俺はそういう奴が嫌いだ。



夏々を傷つけた奴も、原田みたいなクラスの中心にいる奴だった。





「神原さぁ、暑くないの?」


さっそくむかつく事を言ってきた


「校則だし」





こいつのどこがみんな好きなんだよ!















でも…、


話していくうちに、

こいつが何で好かれるかわかった。



明るくて優しくて、



一緒にいて楽しい……



はぁぁぁぁぁ!?


楽しい!?


まて。


俺がいつ楽しいって思ったんだよ。




今のは余談。



よし。








俺はチラッと上原達と楽しそうに話す原田をみた。









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