myself
0001



桜の木も花飾りを咲かせ、私の笑顔の後ろを綺麗に彩った。


「リナ!一緒だよっ」
「また〜?」
「何それ!ひどーっ」
「嘘だよ、」

クラス表の前で愛と笑い合った。


教室に入ると何とも言えない人達の集まり。
また今日から始まる、わたし作り。
中学3年の幕開け。

「あ、リナちゃん!」
「久々に同じだね。」
「ね!相変わらず、
細いなー可愛いなー」
「何言うとんの!」
「うわ、僻む〜」

また始まった。
女子のお世辞の言い合い。
人の努力も知らないくせに上辺の言葉並べて。
‥腹立つ。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop