夢を売りに
夢を売りに行く
俺は、憂鬱な気持ちで商店街を歩いていた。
喫煙場所を見つけベンチに座りボケットに手を入れ煙草を取り出す。
クシャクシャになった煙草から一本取り出すが、最後の一本だと気付き大事にしながら火を着ける。
給料日前で俺は、お金に困っていた。
四十過ぎて独身で貯金もないとは情けない。
彼女に携帯するが、いつもの事の為に無視された。
多分この女もしばらくしたら俺から離れて行くだろうと思った。
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