俺様社長の溺愛【番外編】
部屋に戻るなり、

まりあがオレに駆け寄ってきた。

「どうしたの?!唇切れてるよ?」


「ちょっと、兄弟げんかだよ。

舐めてれば治る」


「もう!何言ってんのよ?」

まりあは自分のハンカチを

オレの傷に押し当てた。


「・・っつ!」

「ゴメン、痛い?」

「大丈夫・・・ありがとう」

そう言って微笑むと、

まりあはホッとため息をついた。
< 145 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop