rabbitgirl
どこで落としたかな~?
「ここらへんだったかな~?…」
講義室の前の廊下を下を見ながらキョロキョロしてたら
「ねぇ。もしかして『猫多 兎実』さん?」
話し掛けられ上を見ると驚くほど整った顔の人がいた。
「は、はい。だ、誰…ですか…?」
人見知りな私は恐る恐る聞いてみた。
「え?俺のこと知らないの?」
「は、はい。すいません…どこかで会いましたか?」
どこで会ったかな?
忘れてるってかなり失礼だよね…
「いや。会ったのは今日が初めてかな?まぁいいや。俺の名前は晴騎 怜(ハルキ レイ)」
「え…っと私は猫多 兎実です…」
さっきこの人に名前呼ばれたけど一様名前を言っておいた
「フフッ 知ってる。あ!はい。これ兎実ちゃんのだよね?」
そう言われ出された物をみたら星柄の布の手帳。
私のナナちゃん!!
「ナナちゃん!! 良かった~♪見つかって」
「ナナちゃんって誰?」
あ!
やってしまった。