rabbitgirl

恥ずかしながらも手帳の説明をした。


「ププッ アハハハハハ~!なにそれ面白っ!」


やっぱり笑われた~


「笑いすぎです…。それと手帳返してくれませんか?」


手帳を見つけたのはいいがまだ晴騎さんの手にある。


「ごめんごめん。手帳返してほしかったら付いてきてくれない?」

「?わかりました。」



2人でちょっと歩いたあと1つの部屋に案内された。


「ここはどこですか?」

「美術サークルの部屋だよ。」


晴騎さん美術サークルなんだ。

私はサークルに入っていない前から美術サークルのことは気になっていた。


「あ。申し遅れたけど俺は3年ね。」

「やっぱり先輩でしたか…」


晴騎さんはスタイルが良く、顔も良く、性格も良い。

絶対モテるな~


「ねぇ。こっち向いて?」


人見知りな私は下を向くのが癖。


「……」


上を向いたら恥ずかしくなって顔が真っ赤になってしまった。
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