告白の丘

 同じ高校になれたのはいいものの・・・


 クラスは違うし、あいつ彼氏出来たし・・・・


 何気にショックの連続だ。



 俺は、いつもショックな事が起きた時いつも行ってる丘に行った。


 あれ?

 いつもは人はいないはずなのに。


 ・・・・・あれってまさか柚原!?


 「おい、柚原じゃねーか」

 思わず声をかけてしまっていた。


 「ってかアッキー、香織ちゃんに告白した?」


 ・・・・・まだこんな事いってるのかよ。


 「いや、もう好きじゃなくなったんだ」


  ってか、こいつ別れたんだったよな確か・・・・



 「お前は好きな奴いんの?」


 「そっちは?」


  ・・・・・いるんだ。


  もう、こいつを誰にも捕られたくない。

  俺以外の奴にさわらせたくない・・・・



 「俺、ホントは柚原が好きだから」


 「今の告白だからな。
  どうせ塾の帰り道一緒なんだからその時返事きかせてよ、じゃ」



 
  けして振られても構わないんだ。

  俺のホントの気持ちをあいつに伝える事ができたんだから・・・・
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