【短】子うさぎ彼女に溺愛中。【番外編更新中】
「っ、んん......!」
ゆるゆると滑らかに動き始める彼の手。
「......いい?」
不安げで、少し控えめにそう聞いてきた。
さすがのあたしでも、何のことくらいかはちゃんと分かってる。
「直人...大好き.....」
小さく呟いて彼の首に手を回すと、あたしの方に引き寄せた。
「んっ、...ぁ......っ」
「茅那......」
『好き』よりも『愛してる』よりも...
切なげに呼ばれたあたしの名前が、
何よりも嬉しくて、幸せだと思った......