【短】子うさぎ彼女に溺愛中。【番外編更新中】
ホッとして、また布団に顔を埋めた。
私の腰に巻きついている、直人の手。
...そういえば...あたしたち、裸なんだよね...?
素肌に感じる彼の温もりに、昨夜の事を思い出し1人赤くなる。
まだ夢の中の直人は、いつもの彼とは別人のような可愛らしい寝顔で...
思わず、頬が緩んだ。
それにしても...ほんとに綺麗な顔してるなぁ...
女の私が羨ましくなっちゃうくらいだよ...。
「......。」
...ちょっとくらい、いいよね?
いつも意地悪されてるんだから、一度くらいは悪戯しちゃおう...!
そっと触れた頬に、わずかに眉を寄せるのを見て、込み上げる笑いを噛み殺す。
「うわぁ...スベスベ...!」
ほんの少し撫でた後、そぉっと彼の唇に私の唇を近づける。
「...っ!?んん――っっ!」