こんぺいとう
史門とは4年以上の付き合いになるのかな?
ずっと1人だった私を史門が受け止めてくれた。
「ねえ史門、いつ来たの?」
「んー。3時くらい。」
布団の中でモゾモゾと動く。
「まだ寝る?私学校行くけど」
「送る。」
「別にいいよ、」
「いいから。早く支度しろよ有紗。」
パッと布団から出て洗面台に向かう
なんだ、起きるんだ。
立って伸びをしていると水の流れる音が聞こえてくる
「早く準備しろよ?」
ひょこっと顔を覗かせてそう言って蛇口を閉めた