こんぺいとう







史門とは4年以上の付き合いになるのかな?
ずっと1人だった私を史門が受け止めてくれた。






「ねえ史門、いつ来たの?」

「んー。3時くらい。」



布団の中でモゾモゾと動く。



「まだ寝る?私学校行くけど」

「送る。」

「別にいいよ、」

「いいから。早く支度しろよ有紗。」






パッと布団から出て洗面台に向かう
なんだ、起きるんだ。


立って伸びをしていると水の流れる音が聞こえてくる



「早く準備しろよ?」


ひょこっと顔を覗かせてそう言って蛇口を閉めた











< 2 / 35 >

この作品をシェア

pagetop