塀の中の女達...
そしてA子は私に友情の証を誓おうと言ってきた...


友情の証...



A子が、どこからか針をパクってきた



私とA子は一緒取れない指輪...


そう....



年少リングを針で入れた



墨の代わり鉛筆の芯を使って入れた



消えないようにお互いの指を強く深く入れた



A子の指は私が入れ


私の指にはA子が入れた



何日も何日も彫り続けた



お互いに指を見せて笑った



先生にバレないように絆創膏で隠すのが大変だった(笑)



私とA子の証...








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