王子様注意報 2

























「で、結局はなんで私を呼び出したの?」


私と花ちゃんはベットの上で向き合ってお互い正座している。


立派に変な光景だけど別にいい。うん。きっと。


「それはね~・・・うー・・・」


「とりあえず!!鼻水どうにかして!!花ちゃん!!」


私は慌ててサイドテーブルにあったティッシュを花ちゃんに渡す。


花ちゃんは涙目でうなずきながら受け取る。


・・・相当やつれてるんだな。





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