王子様注意報 2
「悠斗のことだからどうせ余計なお世話だとかいうんじゃないか?」
潤はククッと笑って言った
「だってあの二人もどかしいじゃん!!
バカみたいに意地はってさ!!」
僕はケーキをつまみながら言った
「・・・あの二人ならそのうち元に戻るだろ」
潤は立ち上がりながら言った
「・・・自主練?」
「ん」
潤はステージのほうに歩いて行った
「潤だって意地っ張りだ・・・」
潤の後ろ姿に向かってつぶやいた