微妙な関係

「だって芽衣何回呼んでも返事ないんだもん。遅刻するから着替え始めた」



翔太は何事もなかったかのように話す。



だからって・・・急に着替えなくてもいいじゃん!



私は目をつむっているから部屋を出たくても出られないでいた。



その時―……。




ガバッッ。



私は後ろから上半身裸のままの翔太に抱きしめられていた。



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