短編集(∀★)
「・・・・にしても彰吾君ってモテるわよね。」

うっ・・・そうなんだけど


さっきから彰吾の前通る人達皆が彰吾をみては騒いでる。男も女も騒がせちゃうってどんだけカッコイイんですか!!!

「分かってるよ・・・・。一応寛恕なんだしさ・・・・・。」

「ふふっ。はいはい。あ、彰吾君絡まれてるわよ~?」

えぇ!!!ちょっと彰吾!

「は!?誰によ・・・って男じゃん!」

びっくりしたぁ~、綺麗な女の人達に絡まれたのかと思ったじゃん!

ん・・・?男たちになんで絡まれるんだろ?

ま、まさか・・・・同性愛!!!!

ちょちょちょちょちょーーーーーーーーーーーーーっと!!!!!

彰吾はいくら男だからって男達にも渡さないわよ!

「(何考えてるか伝わってくる・・・・)ホモじゃないと思うわよ。男達伸びてるし」

?伸びてる?

「・・・・うわぁ・・・!すごいね・・・・さすが彰、強い・・・」

怖っ!男達弱かったんだね・・・よっぽど。

「あ、誰か彰吾君に駆け寄って来てる・・。女ね、今度は」

「え?嘘・・・・・」


本当だ。

え?

誰?

何処に行くの?

「ほら、魅織!ぼーっとしてないで尾行するわよ!?」

「え、あ、うん!」

「「「「ありがとーございましたぁ!!」」」」


ウィーン

「外寒いねぇ・・・」

「そんなこと行ってる暇ないわよ。もぅ!」

だって寒いんだもん!!!

「いたいた・・・何処にいくのかしら?」

「さぁ?取り合えず付けていったほうが・・」

「ええ。まぁ普通のうるさい女子高生でいくのよ?いい?」

「うん!頑張って騒ぐね・・★」

「馬鹿っ!騒いだら声で分かっちゃうでしょ?」

「そかっ・・・」
< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop