その男はホスト


「ちょっと!」

ベッドの上に降ろされた

逃げようとすれば


ガシっと腕を掴まれ彼の腕にすっぽり収まった

「ちょっ…!苦しい…」

「んー…あったけー…」

聞いてない……

「離してよ…!」

びくともしない身体

彼の顔をみれば


「スー…スー…」

寝てる。


「…何なの………」





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