オオカミヤローに捕らわれて
なんだ?アレ?なんかスゲェカラフルなカードだな。
「何よコレ……」
先程足元に落ちてた…イヤ、多分オレや道が見てない内に自分で落としたハンカチを吹雪に拾わせた安岡が、カードを拾い上げた。
「あ、や、安岡様、返して下さい……っ」
なぜだか急に慌て始めた吹雪が、カードを取り返そうと安岡に駆け寄る。
だが安岡はパラリとカードを開き、中身を見た。
「Happy Birthday、Hubuki………?」
――――ハッピー……バースデー?
ポカンとするオレの頭の中に、ザァッと数日前の記憶が蘇った。
「何よコレ……」
先程足元に落ちてた…イヤ、多分オレや道が見てない内に自分で落としたハンカチを吹雪に拾わせた安岡が、カードを拾い上げた。
「あ、や、安岡様、返して下さい……っ」
なぜだか急に慌て始めた吹雪が、カードを取り返そうと安岡に駆け寄る。
だが安岡はパラリとカードを開き、中身を見た。
「Happy Birthday、Hubuki………?」
――――ハッピー……バースデー?
ポカンとするオレの頭の中に、ザァッと数日前の記憶が蘇った。