オオカミヤローに捕らわれて
再び優しく抱きしめると、吹雪はしがみつく様にオレの背中に腕を回した。
「統牙…私って…ダメな子かな?」
「お前がダメなヤツなワケねぇだろ。ダメだったらオレこんな事思わねぇよ」
“誕生日、おめでとう”
耳元ギリギリまで口を近づけて伝えた。
オレのセリフに更にキレイな涙を流す吹雪が、大切で仕方ない。
「ありがと……っ」
「ん…泣きたい時は泣け」
オレ達は暫くの間、隙間が出来ない程強く抱きしめ合っていた。
吹雪……オレがお前も、お前の大切な人も守るから
泣きたい時は泣いて、笑いたい時は…笑っててな?
「統牙…私って…ダメな子かな?」
「お前がダメなヤツなワケねぇだろ。ダメだったらオレこんな事思わねぇよ」
“誕生日、おめでとう”
耳元ギリギリまで口を近づけて伝えた。
オレのセリフに更にキレイな涙を流す吹雪が、大切で仕方ない。
「ありがと……っ」
「ん…泣きたい時は泣け」
オレ達は暫くの間、隙間が出来ない程強く抱きしめ合っていた。
吹雪……オレがお前も、お前の大切な人も守るから
泣きたい時は泣いて、笑いたい時は…笑っててな?