オオカミヤローに捕らわれて
†第3章† ちっちゃい渦

☆遭遇数は何回☆ 《Side -Hubukiー》

私の17歳の誕生日から数日……今日は足りなくなった自分のシャンプーやら何やら買いに、ちょっと時間を貰って外出。


「えっと……コレも必要だな」


私は必要な物を次々とカゴに入れながら、スーパーを歩いていた。


あの私の誕生日……安岡様は中曽根様に引きずられて成見邸を後にした。


『大丈夫だよ吹雪ちゃん。もーしーも、だよ?またアイツと何かあったら、その時はオレも加勢すっから♪』


中曽根様はこう言ってくれたけど………なんか微笑みが黒かった。


統牙もちょっと苦笑いしてたし、中曽根様の意外な一面を見た気がしたよ。
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