オオカミヤローに捕らわれて
無い………“今”はな。
「吉良」
壁際に姿勢良く立ってた吉良を呼びつけた。
「何でしょうか、統牙お坊ちゃま」
「……コイツ、ここの新しいメイドにするから。よろしく頼む」
「……のええっ!?」
―――のええって……日本語かよ。
「お前変な叫び声上げてんじゃねぇよ。ビビっただろうが」
呆れとキツさが混じった視線を送ると、女は口を開けたり閉じたり、完璧パニック顔。
次の瞬間、オレは女に詰め寄られていた。
「ど、どういう事!?新しいメイドって……意味が全くもって分からないんだけど!?」
「吉良」
壁際に姿勢良く立ってた吉良を呼びつけた。
「何でしょうか、統牙お坊ちゃま」
「……コイツ、ここの新しいメイドにするから。よろしく頼む」
「……のええっ!?」
―――のええって……日本語かよ。
「お前変な叫び声上げてんじゃねぇよ。ビビっただろうが」
呆れとキツさが混じった視線を送ると、女は口を開けたり閉じたり、完璧パニック顔。
次の瞬間、オレは女に詰め寄られていた。
「ど、どういう事!?新しいメイドって……意味が全くもって分からないんだけど!?」