オオカミヤローに捕らわれて
★失う事への恐れ★ 《Side -Toga-》
………吹雪と話さなくなってから、何日経っただろう。
確か3日前に道と時任が来たから、2日…位?
そんな事も分からなくなる程、オレの頭は思考停止に陥っていた。
「話したいなぁーーー…」
イヤ、同じ家に住んでるんだから、会おうと思えば会える距離だ。
でも引っ込みがつかなくて、オレが吹雪を避けているんだ。
特別学習で道に“オレが吹雪を傷つけた”みたいな事言われて………気マズくて話せれない。
いきなりこんな態度をとり始めたオレを……吹雪はどう思ったんだろうか。
「吹雪……」
名前を呼んでも、返事は無い。
確か3日前に道と時任が来たから、2日…位?
そんな事も分からなくなる程、オレの頭は思考停止に陥っていた。
「話したいなぁーーー…」
イヤ、同じ家に住んでるんだから、会おうと思えば会える距離だ。
でも引っ込みがつかなくて、オレが吹雪を避けているんだ。
特別学習で道に“オレが吹雪を傷つけた”みたいな事言われて………気マズくて話せれない。
いきなりこんな態度をとり始めたオレを……吹雪はどう思ったんだろうか。
「吹雪……」
名前を呼んでも、返事は無い。