オオカミヤローに捕らわれて
★温かさは幸福★ 《Side -Toga-》
夢……じゃねぇよな?
今確かに吹雪、オレの事“好き”って言った――――…よな?
呆然と、目の前で泣きじゃくる吹雪を見つめ続けるオレ。
吹雪の目から流れる涙が光輝いて見えるオレは、相当なバカみたいだ。
「ごめんなさい統牙……私にこんな事い、いきなり言われて…もっ、受け入れられるワケが無いって……理解してる…の」
涙が止まらない吹雪は、一所懸命涙を拭きながら言葉を紡ぐ。
それでも滴り落ちた雫が、吹雪を抱きしめているオレの腕に落ちて、シミを作っていた。
えっ?何コレ?
いわゆるドッキリってヤツか?
今確かに吹雪、オレの事“好き”って言った――――…よな?
呆然と、目の前で泣きじゃくる吹雪を見つめ続けるオレ。
吹雪の目から流れる涙が光輝いて見えるオレは、相当なバカみたいだ。
「ごめんなさい統牙……私にこんな事い、いきなり言われて…もっ、受け入れられるワケが無いって……理解してる…の」
涙が止まらない吹雪は、一所懸命涙を拭きながら言葉を紡ぐ。
それでも滴り落ちた雫が、吹雪を抱きしめているオレの腕に落ちて、シミを作っていた。
えっ?何コレ?
いわゆるドッキリってヤツか?